同人誌

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同人誌(どうじんし)とは、同人(同好の士)が、資金を出し作成する同人雑誌(どうじんざっし)の略語。ここでは主にケモノを主題に据えた同人誌(ケモノ同人誌またはケモノ系同人誌)について述べる。

概要[編集]

また、R-18指定のケモノ同人誌を獣八禁または獣八禁指定と呼ばれることがある。

歴史[編集]

ケモノ同人誌の歴史は他の同人作品と同じくコミックマーケットと同じに端を発しているが、その作品が広く大衆に知れ渡るのは90年台後半から2000年台を待つ必要がある。

1990年台[編集]

1990年台はまだケモノという語句が存在しておらず、擬人化された動物は「獣」や「獣人」或いは海外から輸入したファーバートといった単語を独自に使用する著者が多く、定義(猫耳よつあし)や表現方法(ロボなど)にも多様性が伺える。

同人イベントも当時はコミックマーケットしか存在せず、そこでもケモノの島に当該するジャンルのクラスターは存在しなかったため同じ趣向の同人誌を見つけるのは大変な労力を必要とした。

主な作品[編集]

2000年台[編集]

1999年末のポケモン同人作家逮捕事件により、ポケモン系の同人誌は以後2010年台まで影を潜めるものの、2000年より開催されたみみけっとやコミックマーケット参加者の増加等の要因を加え順調な興行を見せる。

主な作品[編集]

2010年台[編集]

2011年2月に開催されたオンリーイベント獣人祭を皮切りに2009年10月31日に開催されたショタスクラッチ内イベントふらっふぃとその後継であるオンリーイベントふぁーすと、2012年5月けもケット、2013年3月もふけっとなど、次々とケモノ系同人イベントが開催されるようになり、それに伴い参加サークルも増えるようになる。またポケモン系の同人誌も少しずつではあるが再び見かけるようになる。

関連[編集]

脚注[編集]

  1. "Kemono-no-Sho"
  2. "たつきちアヂト 逆カイテンネコ", 処女作、ヒューポー×クロノア。1997年冬初出
  3. "ZooToo"